誰も想像できない、未来を見つけろ。

  • 町田 悦一
    2001年中途入社
  • 市川 梓
    2009年新卒入社
  • 楠 貴弘
    2000年中途入社
  • 篠田 雄一
    2001年中途入社
  • 木村 健
    2013年新卒入社

近年よく耳にするようになったIoTやAIといった言葉。ドイツで「インダストリー4.0」が発表されると、日本の製造業界に衝撃が走った。これまでのモノづくりの常識が変わる。そんな先が見えない不安を未来への希望へと変えていくために、マクニカではいち早く、IoT・AIのソリューション提案を開始。2017年には、専任組織となる「イノベーション戦略事業本部」を発足させ、その勢いをますます加速させている。日本が誇るモノづくりをサポートするソリューションを目指して。イノベーション戦略事業本部のこれまでと、これからに迫る。

結局、あなたたちは
何ができるんですか?

イノベーション戦略事業本部の前身となるプロジェクトチームは、IoT、AIの黎明期であった2015年に誕生した。当時、チームの目標は、徐々に日本市場でも認知が高まりつつあったIoTを使った新しいビジネスを立ち上げるという漠然としたものだった。そこでまずは、IoTで使われる技術を用いながら、マクニカが扱っている商品を組み合わせた提案を開始した。しかし、製造業のお客さまには興味を持ってもらえないことがほとんどだったと、エンジニアの篠田は語る。「当時、チームも暗中模索の中で、IoTに必要な商品だけをお客さまに提案していました。みんなも『IoTを広げるんだ!』という想いが先走りして、本質的なことに気付けていなかったんです」。それは、営業の木村も同様に感じていた。「お客さまへ提案に行っても、返ってくる答えは『結局これを使ったところで、どんなメリットがあるんですか?』というものばかり。そこに対して明確な答えを提示できないまま、チームは停滞していました」。このまま、話を進めても、本質的な価値提供にはならない。現状を打開するために、皆で何度も話し合い、アイデアを出してはお客さまへの提案を重ねていった。そして、ドイツで発表された『インダストリー4.0』の広がりと時を同じくして、チームにも光が見え始める。

製造業の競争力強化を
サポートしたい。

『インダストリー4.0』の発表により、製造業のお客さまからの問い合わせは急増した。チームは、対応に奔走する中で、あることに気付いた。「頭では理解していたのですが、多くのお客さまと話をしていく中で、IoTはあくまで課題を解決するためのツールにすぎないことにあらためて気が付きました。私たちがやるべきことは、ツールを売ることではなく、IoTを用いてお客さまの課題を解決していくこと。お客さまの多くは、IoTをどう活用すれば課題を解決できるのかが分からなかったのです」と木村は語る。そこから、チームは大きく舵を切った。
2017年に市場の広がりを受けて正式に事業部として発足してからは、メンバーは50人規模にまで増えた。そして、事業部のミッションを「製造業を中心としたお客さまの課題を解決することによって、お客さまの競争力強化をサポートする」と再定義。課題ありきの提案をしていく中で、マクニカにない商品は開発しようという声も挙がり、事業部内に開発室も発足させた。町田も開発担当を任されたうちの一人だ。「はじめは、これまでの『モノを組み合わせる』という思考が抜けず苦労しましたが、課題を解決するというミッション、目指すべき方向が明確になっていきました。既存で取り扱いのある商品を活かしつつ、そこで補えないものや、オーダーメイドで開発する必要のあるものを、私たち開発室が担当するようになっていきました」。こうしてマクニカ史上、異例とも言える規模でスタートしていったイノベーション戦略事業本部。彼らが提供するもので、今後どのようなことが可能になっていくのか。

ソフトもハードも、ワンストップで
提案できるという武器。

マクニカがIoTやAIをはじめとする最先端技術に率先して取り組む意味。それは先述した通り、「製造業をはじめとしたお客さまの競争力強化」にほかならない。「わかりやすい例でいうと、アナログ情報をデジタル情報に変換できるチップがあるとします。でも、それをただ提案するだけではあまり意味がありません。アナログ情報を感知するセンサーや、データを蓄積する仕組み。蓄積されたデータを価値のあるカタチにするための、AIのアルゴリズム開発。そして最後は、そのデータをどこにどう出力し活用していくか。一言で『解決』といっても、これらを一貫して提案することに意味があります」。そう語るのは、AI領域でアルゴリズム開発を担当している楠。マクニカでは、半導体、ネットワーク分野で積み上げてきたナレッジを活かすことで、ハードウェアとソフトウェアの両面から、また、一部ではなく全体のプランを提案できるワンストップの体制を構築した。「メイドインジャパンの技術力は、海外でも高い評価を得ています。しかし、デジタルのルールの中でモノづくりを開始した時に、これまで人の手で行われていた繊細な作業が一瞬のうちに機械に変わってしまうこともあります。事実、国内のお客さまからも助けてほしいというお声は多く頂いている状態。日本が誇る匠の技をしっかりと残しつつ、最先端技術も普及させていく。それが、私たちの次の課題です」と語る営業の市川。最先端技術の活用は、効率を重視するためだけのものではない。その先の、日本の技術を守っていくための挑戦とも言えるのだ。

日本人の、
幸せな時間を創る。

製造業のお客さまを中心に、ワンストップソリューションを提供し続けるイノベーション戦略事業本部。彼らが提案を行う際、常に大切にしていることがあるという。それは、「モノづくり+α」の姿勢。+αというのは、マクニカが提案するソリューションによって生まれる「時間の余裕」のことだ。これまで、時間をかけて頑張ってようやく完成していたものが、最先端技術を組み合わせることで、よりスピーディーに完成するようになる。その結果、労働時間を削減できるようになる。その分、次の製品のアイデアを考える時間に割くことができたり、家族と一緒に過ごす時間が増えるかもしれない。技術の進化によって仕事が奪われるのではなく、未来を生み出す時間を創出し、人を幸せにしていくというのが、根底にある想いだ。そのために、お客さまごとの課題にあったソリューションを提案し、もっともっと競争力を高めていっていただく。それが実現できれば、モノづくり大国日本の製造業は、これまで以上に世界にインパクトを与える事ができるかもしれない。そんな未来を想い描き、今日もイノベーション戦略事業本部のメンバーは、挑戦を続けていくのである。

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