日本の未来を、サイバー攻撃から救え。

  • 橋本 悠哉
    2009年
    中途入社
  • 河原 猛志
    2008年
    新卒入社
  • 星野 喬
    2008年
    新卒入社
  • 政本 憲蔵
    2001年
    中途入社

2011年、日本に衝撃が走った。大企業や組織を狙った海外からのサイバー攻撃が発生したためだ。実は、マクニカネットワークスは、この事件の3年以上も前から、サイバー攻撃から国や企業を守るために、シリコンバレーのFireEye社といち早く契約を交わし、日本市場で啓蒙活動を行っていた。FireEye社の技術は、当時主流だった不特定多数に向けたサイバー攻撃だけではなく、特定の標的に対しての標的型サイバー攻撃を検知するもの。今まで受けたことのない未知の攻撃をリアルタイムに検知するという革新的なコンセプトのもと開発されたものだった。今では、官公庁や多くの大手企業に、導入されている。その成長の裏には、強い信念で挑み続けた、あるチームの姿があった。

「2年間で売上1件」
からのスタート。

2008年、マクニカネットワークスは「より高度なセキュリティ技術が求められる時代がくる」と確信し、スタートアップ企業であったFireEye社と契約を交わした。しかし、当時はまだ「標的型サイバー攻撃」という言葉すら浸透していない時代。日本のお客さまへサイバー攻撃のリスクを伝え、テスト導入の話を持ちかけても、「うちはまだいいよ」と断られる日々が続いた。想像以上に営業活動は難航し、2008年から2010年までの受注数はなんとたった1件。それほどまでに、世の中の意識を変えることは難しかった。それでも、技術を任されていた政本は「今ある技術では防げない攻撃手法が現れてから準備したのでは遅すぎる。この技術を必要とされる時が必ず来るだろう」と信じ、日本に着弾するウィルスの収集と分析を続けた。「当時、既に標的型サイバー攻撃を受けていた組織はありましたが、その存在に気づくことができた組織はほんの一部でした」。

忍び寄る、
サイバー攻撃の脅威。

状況が一変したのは2011年。日本国内でも大企業を狙った標的型サイバー攻撃が立て続けに起こり、世間を震撼させた。時を同じくして、マクニカネットワークスにも問い合わせが急増。市場の急激な立ち上がりを受け、専門部署を新設し、人員の増強を図った。「すでに被害にあっているお客さまからの問い合わせもありました。そのたびに、なぜもっと早く紹介できなかったのかと悔やむこともありました。引き合いが増えたことを単純に喜ぶことはできない。お客さまと直接やりとりをする営業としては複雑な気持ちでした」と橋本は振り返る。標的型サイバー攻撃は経営や事業に関わる大きな問題だったので、多くの会社において経営トップが最終決断をしていた。そのため、橋本はこの年、これまでにない数の経営トップとの商談を重ねたという。どの会社も抱えていた、見えぬ脅威への不安。皆、その解決策を求めていた。そんなお客さまの必死さが、さらに橋本を、そしてチームを奮い立たせた。

日本の未来を守る誇り。

標的型サイバー攻撃への注目が急激に高まる中、事件は再びおとずれた。2014年。国が運営する組織が標的型サイバー攻撃を受けたのだ。この一件で、問い合わせは更に急増。すべてのお客さまに万全な体制で対応していくためにチーム内はより団結を迫られた。「とにかく多忙な日々でしたが、毎日必ず皆で集まり情報を共有しました。また、FireEye社との話し合いも毎日のように続きましたね」。そう語ったのはエンジニアの河原。高品質を求める日本市場で受け入れてもらうということは、同時に、FireEye社に対してもサポートレベルの向上を求める必要があった。そのために、本社のアメリカまで足を運んで交渉したこともあったという。メンバーそれぞれが、これまでに類を見ない忙しさで業務をこなしていたが、「やりがいは格別だった」と営業担当の星野は振り返る。「これまで扱ってきた商品は、その会社にとって「なくてはならない」ものだったんです。しかし、FireEye社の技術は違いました。お客さまとしては「あったらありがたい」もの。会社を守るための先行投資というイメージに近い。啓蒙からはじまり、その重要性を知ってもらい、効果検証まで私たちが担当する。骨の折れる仕事でしたが、日本の未来を守っているんだという誇りを感じていました」。

受け継がれる、
「日本の未来を守る」という信念。

もし、世界屈指の技術を持つ日本のメーカーが、標的型サイバー攻撃に狙われたら。長い時間をかけて築きあげてきた優れた技術情報も、一瞬で奪われてしまう。それは日本にとって大きな損失となる。マクニカネットワークスはFireEyeをはじめとした新しい技術や商品で、日本を守る一翼を担っている。サイバーセキュリティに関する研究は、現在も止まることなく続いている。現状のニーズを満たすことはもちろん、未来のニーズまで先回りして道筋を照らしていくことが、技術商社を名乗るマクニカネットワークスのプライドだからだ。もしあの時、途中で諦めていたら。日本の未来にどのような悪影響が出ていただろう。大義や信念だけでビジネスがうまくいくものではない。しかし、その想いがなければ、何かを成し遂げることはできない。苦しみの中でも諦めることなく、人知れず日本のため、日本の未来のために努力を続けた人たちがいる。彼らを支えたのは、マクニカネットワークスとして、そして一人ひとりが心に秘めた「日本を守る」というプライドなのである。この信念は、次の新たな攻撃対策に挑んでいる者へと受け継がれていくに違いない。

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